『だがしかし』1巻の感想!あるあるネタに頷く・・ [感想]
■懐かしの駄菓子を用いた駄菓子コメディー漫画!
<『だがしかし』の概要>
主人公は、駄菓子屋を営む父を持つ
少年『ココノツ』。
ココノツの父は、将来、ココノツに駄菓子
屋を継がせたいと思っているが、ココノツ
は漫画家になりたく継ぐ気はない。
そんな状況の中、突然、大手おやつ会
社「枝垂カンパニー」の御曹司である
『枝垂ほたる』という少女が現れる。
ほたるの目的は、ココノツの父を「枝垂
カンパニー」に迎え入れること。
ココノツの父は、一度その要請を断るが、
ほたるの『ココノツに、駄菓子屋の跡継ぎ
になる決心をさせたら、枝垂カンパニーに
来る』という提案にのる。
その後、ココノツ、ほたる、父、その他ココ
ノツの友人を交えた駄菓子屋を舞台にした
コメディーが繰り広げられるマンガ。
■第1巻の感想
≪コメディ漫画としては〇≫
ボケが父やホタル、突込みがココノツと
いう役割分担ができていてます。
ギャグのセンスは良く、個人的には普通
に面白いと思います。
駄菓子を用いたネタなので、多くの年代で
楽しめるネタだと思います。
特に、駄菓子を用いたあるあるネタも多く
散りばめられていて、つい「分かる!」と
思ってしまうものも多いです。
でもあれですね、散りばめられているギャ
グの中には「ジョジョ立ち」や「ポケモン
トレーナー」「ラスボス」などが出ていま
す。
このあたりのネタを散りばめてくるあた
り、作者のコトヤマさんは、なんとなく年
齢が 若い(20代後半~30代前半)気
がしますね。
それに、単行本を発売するのはこれが
初めてとのことですし。
どこかで年齢とかプロフィールは公表
されているのでしょうか。
≪駄菓子ネタも豊富≫
さすがは駄菓子コメディ!
ちょっとした駄菓子の豆知識が、ちょく
ちょく出てきます。
たとえば、「ラムネ」の語源は『レモネ
ード』であり、ペリーが広めたなど。
他にも、モロッコヨーグルト(よく駄菓
子屋にあるふたが青とか緑の小さい
ヨーグルト)はなぜモロッコか、なども
紹介されています。
2巻では、お菓子と駄菓子の違いは・・・
みたいなことも話されるみたいなので、
ちょっと楽しみにしています。
なんか駄菓子って軽い菓子的な感じ
ですが、そこらへんの違いも分かるも
のと思います。
≪ほたるが可愛い!そしてエロい・・・≫
なにより気になるのは、ほたるの可愛さ・
エロさです。
キャラはエロキャラでもなんでもなく、
ただの変わった駄菓子好きなのです
が、作者の方がどことなくエロを散り
ばめてきています。
目がNARUTOの輪廻眼のように
なっているのも謎ですが、おそらく
今後かなり人気キャラになるでしょう。
(特にストーリーとは関係ありませ
んが・・・笑)
ちなみに、もう一人少女が登場します。
名前は「遠藤さや」という方で、ココノ
ツの友人「遠藤豆(エンドウトウ)」の妹
です。
ココノツに気がある感じで、こっちの子も
結構かわいいですね。
少しツンデレ・照れ屋の要素があります
ので、ほたる派・サヤ派にわかれるもの
と思われます。
≪1巻の総評≫
まとめると、総評は以下のとおり。
・ギャグセンス・ユーモア:◎
・駄菓子の知識向上:◎
・キャラ:◎
・ストーリー性:△
と、まぁ個人的にはこんな感じです。
結構楽しめましたし、今後も読んでいき
たいと思います。
また、読んでいく中で駄菓子が無性に
食べたくなるので、読者の中には駄菓
子屋さんに行く人も多くなるのでは?
と思います。
今はめっきり少なくなった町の駄菓子
屋さんですが、この漫画をきっかけに
少しでも売上があがって、存続して
ほしいものです(^_^.)
ただ、全体的なストーリー性があまり
見えてこないので、今後マンネリ化す
る恐れがあるような気もしますね。
<参考>第1巻の話
第1話 :駄菓子屋
第2話 :うまい棒
第3話 :ポテトフライ
第4話 :きなこ棒
第5話 :生いきビール
第6話 :モロッコフルーツヨーグルト
第7話 :コーヒー牛乳キャンディ
第8話 :ヤングドーナツ
第9話 :ブタメン
第10話 :くるくるぼーゼリー
第11話 :フエラムネ
第12話 :めんこ
第13話 :ラムネ
第14話 :ココアシガレット
第15話 :プチプチうらないチョコ
第16話 :ビンラムネ
第17話 :こざくら餅
第18話 :たまごアイス
※『だがしかし』では、「第1話」=「第1かし」という呼び方を
しています。
コメント 0